森のおそうじ屋さん
7月24日(日) 県営都市公園春日山公園(大津市真野谷口町)で里山昆虫観察会「森のおそうじ屋さん」を開催いたしました。
夏休みに入って最初の日曜日。たくさんのご家族にご参加いただきました。
観察会では、森の中で動物のフンや死骸を土に返す働きをする昆虫たちに注目。
牛糞トラップやベイトトラップをかけそこにやってくる虫たちを観察しました。
糞に集まる虫なんて・・・と思いそうですが、
よーく見るとカブトムシのメスに似ていてなかなかカッコイイ。(同じ仲間だそうです)
糞虫は、土中の巣に糞を運んでその中に卵を産むんだそうです。
お箸を持って糞に集まる虫(エンマコガネの仲間)を捕獲中。
ベイトトラップ(地面に仕掛けた落とし穴)には、ミイデラゴミムシという「オナラ」をする虫がたくさんかかっていました。
えっ 「オナラ」・・・・思わず鼻をつまみそうですが、お尻からでる「オナラ」は虫が身を守るために出す刺激物だそうです。
オナラの威力を講師の佐々木さんがみんなに披露。
森のおそうじ屋さんがいないと、糞や死骸がなかなか分解されず残ってしまうそうです。
捕まえた虫のスケッチ中。
足の爪や模様など細かくスケッチ。
他にも、オオシオカラトンボ、キリギリス、ショウリョウバッタの幼虫、バッタの幼虫、カナブン、ケラ、ヒグラシ、ニイニイゼミなどなど
たくさんの虫を観察しました。虫の名まえや生態などたくさんのことを教えてくださった佐々木さん、杉野さんありがとうございました。
次回は、11月5日(土)に里山自然観察会とクラフトを開催いたします。
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