
2010年01月27日
結柳(むすびやなぎ)
睦月の茶室「夕照庵」の床の間
コレ、何だかわかります?
床の間に柳です。
「結柳(むすびやなぎ) 」といいます。
茶道でいう初釜の床飾りです。
床の間の柳釘に青竹の花入から、
長く柳の枝を垂らして生けます。
柳の枝を数本束ね、中間でひとつ輪にして
結び、残りは長く垂らします。
一陽来復を祝う心を表したものです。
この結柳という飾り方、もともと中国で
旅が命がけだった昔、旅人を見送るときに
無事に還ってくるようにと、柳の枝を輪にして
はなむけにする習慣があったそうです。
それを利休が送別の茶席で飾ったのに由来
するそうです。
また、正月の朝、柳の枝を戸口に挿しておくと
百鬼が家に入らないとされ、初釜の席に一年
を無事過ごせるよう、飾ることになったという
ことです。
お正月用の生け花にも柳が使われますね。
私は、「雲竜」が好き!
柳は挿し木でも容易に増え、青々とした柳は
いつまでも変わらぬ生命力がある木・・・と
されています。
びわこ文化公園にも「夕照の池」にシダレヤナギが
ありますよ。
コレは、ぶりぶり香合といいます。 香合(こうごう)の一種。
香合は、香を入れる蓋付きの小さな容器で、茶道具のひとつ。
「夕照庵」の棚に今、飾ってあるぶりぶり香合です。
ぶりぶり香合とは、
正月用玩具「振振」から意匠された物。
八角形の胴にふくらみを持つ形のもので有職風な彩色を
施した陶磁器や塗物などがあり、正月に飾り香合として
多く用いられます。 写真は、正月の遊びの一つであった
毬打の遊びに使う毬をかたちどったもの。
香合は、いろんな素材や形があってとてもおもしろいですよ。
玄関やお部屋の飾りやアクセサリー入れにしたり・・・という
今風の使われ方もアリですね

茶室「夕照庵」中庭より


今朝は、冷えましたね~!!!
冷え込んだ分、空気が澄みわたり景色もきれいでした

茶室「夕照庵」では、お部屋を暖か~くして、
美味しいお抹茶と和菓子とまごころをご用意して
皆さまのお越しをお待ちいたしております
