2009年12月04日
春のお花に高校生が植替え
ズラリ~と並んだ「七つ道具」 何?ナニ?なに?
カラフルな一輪車には大小のスコップ・軍手・ペットボトル?
これは園内のプランターの植替え作業用に東大津高校生が
運んできてくれた道具一式です
春のブログでも紹介しましたが
毎年、東大津高校1年生の皆さんが「高校生実社会体験事業」の
一環として、園内のフラワーポットの植替え作業を年3回行なって
くれています。
・5月・9月・11月は、びわこ文化公園のプランター花植替え(計86個)
・校内の花壇の土作り・花植えも生徒達の手でを年2回
・「地域環境清掃活動(通学路除草)」として、バス停前の大通りの夏草を
全校生の力で刈り取り作業
・12月には、学校周辺の落ち葉かきを計画
これらの作業や労働を通して社会の一員としての自覚を高め、自分自身
の存在の意味を確かめること、また自己の在り方や生き方を考える機会と
して『力を合わせて、気持ちよくこの事業に参加しましょう!』と生徒達と
一緒に「高校生実社会体験事業」に取り組んでおられます。
今日は11月27日に実施された花植替え作業の様子を紹介します。
まず、公園長が生徒の皆さんに植え方を伝授(?)
テンポのよい説明に熱心に聞いてくれています。
さあ~いよいよ作業開始! 一輪車に花を積んで出発
今回の花は「ビオラ」 春まで花を咲かせますよ
各グループに分かれ、担当場所へ。
先生方も一緒に作業してくださいます。
古い苗を抜いて、土をおこして、肥料を混ぜて
みんな一生懸命作業してくれます。
図書館の通路。
抜いた苗は一輪車で回収。
土をおこして肥料を混ぜて

遠い西駐車場周辺も。
「どう植える~?」
「真ん中に黄色で・・外側にブルーでいこか

配色も考えて植えてくれていましたよ

ここで「ペットボトル」の登場~!
植えた花にた~っぷりの水やり。
完成~

一輪車に積んだ古い苗も「せぇ~のォ~」でトラックに。
後片付けまで自分達の手でしっかり気持ちよくしてくれました

最後の班は薄暗くなるまでガンバってくれましたよ~

「お疲れ様でした

生徒さん達の力作が園内のあちらこちらに並んでいますよ~

学校からの協力依頼書の中に
『高校生活をこんな自然に恵まれた環境の中で過ごせることは
とてもありがたいことです。 しかし、この美しい環境も自然の
中で常に人の手によって整備されていることを忘れてはなりません。
私達もその維持に積極的に参加して、美化活動に一役かってみま
せんか? 自然に対する働きかけが、やがて私達の心を豊かにし、
日々の生活に潤いをもたらすものと信じて』・・・と記されていました。
大半の子ども達は家に花壇があっても自分で花を植えた経験は
ないでしょう。
「土に触れる」「花に触れる」・・・机の上やPCでは学習できない体験。
作業中、行き交う来園者の方々も皆さん気軽に
「きれいね~」
「ご苦労様~」
「お世話さんやね」 と声をかけてくださいました。
子ども達の心にも何か植えつけられたかなぁ・・・

子ども達もお花も
スクスクと元気にたくましく育ってね

※掲載した写真は、うつむいたり、後ろ姿の写真ばかりですが
本当は皆さんいい笑顔で元気に作業してくれているんです。
アップできないのでご報告しておきます

Posted by びわこ文化公園 at 18:11│Comments(0)
│公園をささえる人々
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